下品な食べ物
「ふくしんづけ」と「ふくじんづけ」について調べていたときにたどり着いた、「食べ物 新日本奇行」というNIKKEI NETの連載の過去ログをず〜っと読んでいたら、思い出したことがあったので書いておこうと思います。
大学に行ってるころだったと思うけど、友だちの家に遊びに行って、食事をごちそうになっている時に、そこんちのお父さんと話をしていて、おどろいたことがあります。
親子丼は、そのお父さんによると、下品な食べ物なんだそうです。
白いごはんの上におかずをのせてそのまま食べる、というスタイルが下品なんだとか。もちろん、親子丼だけじゃなくてほかの丼ものもすべて下品だそうです。(ちなみにそのときにごちそうになったのは、親子丼ではなかったと思います。もう忘れちゃった。)
普通にお茶碗によそったごはんに、お味噌汁をかけて食べたりする、ねこまんまみたいな食べ方だったら、下品だ、と言われるのはわかるんですが、丼ものみたいな、ひとつのジャンルとして定着してるものに対して、そういう考え方がある、というのが意外でした。
その少しあと、バイト先の仲間と一緒にコンビニに行って、食事を買って帰ってきて、それを食べてるときの話。
わたしは中華丼を食べていたんだけど、それを見たある人が、「なにそれ?」って聞くので、「中華丼だよ」と答えると、「そんなもの食べて、気持ち悪くないの?」と言われてしまいました。
コンビニのお弁当として売られてるものなので、見た目も普通の中華丼だったんですが、彼女は中華丼というものを初めて見たらしく、とろみがあって野菜やお肉などさまざまな具が入っているものが、ごはんにかかってる様子が、グロテスクに見えたようです。「気持ち悪くないの?」という言い方が、いかにも気持ち悪そうでした。
そう言われたとき、すでに中華丼を少し食べ始めていたんだけど、「気持ち悪い」と言われたせいか、そのあとは食べた気がしませんでした。食べてる途中、目の前で「気持ち悪い」と言われたのがけっこうショックだったかも。
丼ものに対して、否定的な意見を聞いたのは、上に書いた2回だけですが、もしかしたらこういう考え方って一般的なんでしょうか。わたしは親子丼も中華丼も好きなので、下品と言われようが気持ち悪いと言われようが、これからも食べ続けると思いますが。



