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幼児・児童・生徒・学生

ブログや掲示板などの書き込みを見ていると、「自分が幼稚園生のとき......」という書き出しで始まってる文章を目にすることがあります。
なんだか違和感があるんだけど、どこがヘンなのか、しばらく気づきませんでした。
が、あるとき、そういう書き込みのあとに、「自分も、幼稚園児のときに、」というのがあって、違和感を感じたのがどの部分か、はっきりしました。
「幼稚園生」の部分です。
「幼稚園に通っていたころ」というのを、名詞的な言い方に変える場合は、「幼稚園児のとき」というのが普通な気がしていたんですが、最近は「幼稚園生」なんでしょうか。

学校教育法に、こういうのが出てるそうです。
「学校教育法における児童とは、小学校の課程、特別支援学校の小学部の課程に在籍して、初等教育を受けている者をいう。6歳から12歳までの人が多い。
幼稚園に在籍して就学前教育を受けている者は、幼児と呼ぶ。また、中学校の課程、高等学校の課程などに在籍して中等教育などを受けている者は、生徒と呼ぶ。高等教育を受けている者については、大学(短期大学および大学院を含む)、高等専門学校に在籍している者を学生と呼ぶ。」
(Wikipediaの「児童」の項目より)
まとめると、こうです。
幼児 幼稚園で就学前教育を受けている
児童 小学校で初等教育を受けている
生徒 中学、高校で中等教育を受けている
学生 大学、高等専門学校で高等教育を受けている
確かに、中学や高校でもらう手帳は「生徒手帳」でした。大学の身分証明書は「学生証」です。
それに、幼稚園に通ってる子どものことを、「園児」と言ったりすることはあるけど、「園生」とは言わないと思う。
だからやっぱり、「幼稚園児」が普通で、「幼稚園生」とは言わないと思うのです。

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言葉について | コメント(1) | トラックバック(0)2008/09/14(日)22:36

いたしかたなし

漫画を読んでいたら、欄外のスペースに、「いた仕方なし」と書いてありました。
前後の文脈から、「しょうがない」「どうしようもない」というような意味で使われてるのはわかるんですが、「致し方なし」なんじゃないの?という疑問が......

で、また調べました。

福武国語辞典
「いたしかたなし」については項目がありません。
「いたしかた」については、「致し方」という漢字が出てます。さらに、「しかた」の謙譲語。する方法。という説明があり、「いたしかたがない」イコールどうしようもない、と書かれてます。

岩波国語辞典
こちらも「いたしかたなし」は項目なし。
「いたしかた」は、「致し方」で、「しかた」「しよう」のへりくだった言い方、となっています。

新明解国語辞典
こちらも「いたしかたなし」は項目なし。
「いたしかた」は「致し方」で、「しかた」の、やや改まった言い方。「いたしかたございません」という用例が出ています。

やっぱり、「いたしかたなし」は「致し方なし」で、「いた仕方なし」ではないようです。
「いたし」というのは「いたす」の活用形で、「いたす」というのは「する」の改まった言い方。
「かた」は「方」で、方法のこと。
だから、「いたしかたなし」だと「する方法がない」ということで、「どうしようもない」ってことですね。

でも、意味だけ考えると、「いた」の部分はとりあえず無視するとして、「仕方なし」っていう部分は「どうしようもない」ってことですよね。だから、間違いだけど、そんなにヘンでもないかも。

では、「いた」はどうするのか......
古語に「いと」という言葉があって、強調するときに使います。英語の"very"にあたるような言葉です。
きっと、この漫画家さんは、「いたしかたなし」の「いた」は「いと」で、「ものすごくどうしようもない」状態のことを「いたしかたなし」と表現する、と考えたのではないでしょうか。
古い言い回しだと、現代とは動詞の活用とか、漢字の読みが少しだけ違ってることはよくあるので、そういうものだと思ったのかも。

でもやっぱり、漢字についてはっきりしない部分や不安な部分は、ひらがなにしておくのが無難だな~、と思います。印刷物なんかは特に。
漫画って、書いてから印刷されるまでの間に、何人かが内容チェックなんかをしてると思うんですが、誰も気づかなかったのかな。


言葉について | コメント(2) | トラックバック(0)2008/09/14(日)18:09

「たまへん」と「おうへん」

わたしの名前には、「理」という文字が入ってます。
電話なんかでこの文字を説明するときは、「理科社会の理」と言うのが一番わかりやすい、というか、相手にわかってもらいやすい気がするんですが、本当は、「たまへんに里」と説明したいんです。
でも、「たまへん」っていうと、ほとんどわかってもらえないのが現状です。
見た目が「玉」ではなく「王」なので、仕方ないけど。

昔国語の先生と話をしていて、わたしが間違って「おうへん」と言ってしまったときに話が通じなかったことから、「おうへん」というのは間違いだと思ってたんですが、最近はどうやら「おうへん」でも間違いではないようです。
Wikipediaの説明にも「おうへん」って普通に出てるし、三省堂の本の中に「おうへん」と説明が出ていた、と書いているブログも見つけました。(「こどもかんじじてん」という本らしいです。)

でも、「理」という文字を漢和辞典なんかで調べると、「5画」のところに出てるんですよね。
「玉」が5画だから。
「おうへん」だと説明している本では、このことについては触れてないんでしょうか。
(注:漢和辞典は、部首の画数ごとに漢字が並んでいるので、部首の画数がわからないと目的の漢字にたどりつけないことがあります。)

たまへんなのに点がついてないのはなぜか、という疑問が出て来るんですが......
http://d.hatena.ne.jp/shi-to/20070131
ここに、こんな説明が出ていました。

<引用ここから>
では何故点がないのでしょうか?
それは、もともと「玉」という字に点がなかったからなんです。
つまり「王(おう)」と言う字に似ていました。
で、この二つの漢字を区別するために、真ん中の横棒を、「玉」の方はど真ん中に、「王」の方は真ん中よりやや上に引く事にしていました。
しかし手書きだとあまりにも見た目に分かりにくいので、結局「玉」の方に点をつけるようになったという訳です。
<引用ここまで>

......というわけで、元の形に戻っただけ、ということのようです。

http://fleshwords.at.infoseek.co.jp/hitozatu/hitozatu5.htm
こちらには図入りの説明がありました。(上記リンクのNo.453です)
*上記URLはリンク切れになっているようです。

というわけで、調べれば調べるほど、やっぱり「たまへん」って言いたいけど、説明してるのにわかってもらえないのはさみしいです。
かといって、「おうへん」と説明した相手が漢字に詳しい人で、「こいつ自分の名前の漢字なのに部首の名前も知らないのか~」なんて思われるのはシャクにさわるというか.....

だから、やっぱりこれからも、「理科社会の理」と説明しようと思うんです。
めんどくさ~い。


言葉について | コメント(6) | トラックバック(0)2008/09/09(火)19:17

「焼き増し」と「焼き回し」

デジカメが普及するまえは、みんなで出かけて写真を撮ったあと、「あとで焼き増しして送るね~」なんて言ったりしたけど......
最近、ネット上で、「DVDを焼き回しする」という言い方を見かけて、なんかヘンな気持ちになりました。ある掲示板での質問の中の文章だったんですが、それに回答してる人たちも、「焼き回し」という言い方に誰もツッコミを入れてません。いつのまにか、「DVDを焼き回しする」という言い方が普通になってたの?

ということで、いろいろ調べてみました。

「焼き増し 焼き回し」で検索してみると、たいていは、「焼き増しが正しくて、焼き回しは間違い」という内容なんですが、ひとつ面白いのがありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212082867
Yahoo!知恵袋の回答なんだけど、焼き回しは、「既にある写真をスキャナー等で読み取ってPCで再プリントすること」という意味だと書かれています。こんな定義初めてみました。

また、別のサイトには、「焼き直し」プラス「使い回し」の意味だという説も。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2189196.html
ここでは、ある特定のサイトでの使い方について説明しているので、普通に「焼き回し」というのとは違うかもしれません。

デジカメではない、フィルムの写真についていうときは、「焼き回し」は「焼き増し」の誤用と思っていいみたい。でも、実際に発音すると、「まわし」と「まし」で、まぎらわしいので、言われた側が聞き間違いだと判断してそのままにしてて、言った側はずっと気づかない、ということもありそう。
焼き増ししたあとは、その写真を周囲の人にあげたりすることが多いので、それが「回す」という言い方になんとなく合ってて、それで誤用がなくならないのかもしれません。

「DVDの焼き回し」については、やっぱり違和感あるなあ。
自宅で作ったDVDを知り合いに配布するために複製するときは、「コピー」というのが普通な気がします。
デジカメの写真も、プリントアウトして紙で渡すことってほとんどなくて、メールに添付したり、ホームページを一時的に作ってパスワードかけて公開したり、CDとかDVDに焼いて渡したり、というのが普通かな。
一度だけデジカメのプリントサービスを使って、パソコンも携帯も持ってない友人にあげたことはあるけど、結構キレイに仕上がっていておどろきました。

そういえば、家族が旅行に行ったときに、ツアー参加者全員の集合写真を1枚だけ買って、それを近所で複製してもらったことがありました。Yahoo!知恵袋の回答によると、たぶんこれが「焼き回し」なんだろうと思うけど、なんかヘンな気がする。「複製」または「コピー」でいいんじゃないの?

>>続きを読む


言葉について | コメント(0) | トラックバック(0)2008/09/03(水)00:42

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